金色の額縁にガーベラと折り紙の絵を飾りました

額縁屋さんで金色の額を見つけたところから、この絵は始まりました。

先に「描きたいもの」があったのではなく、

「この額に合う世界をつくりたい」と考えて、モチーフを探しました。

選んだのは、ガーベラと折り紙。
どちらも以前から繰り返し描いている、好きなモチーフです。

「金色の額」
は単なる飾りではなく、絵の空気感そのものを変える存在です。

金色の額には、
・光を集めて絵を明るく見せる
・深い色に重厚感を出す
・赤や青などの色を華やかに引き立てる
という特徴があります。

その反面、淡い色だけの絵だと、額の存在感が強すぎて負けてしまうこともあります。
そのため今回は、背景の暗さや影のコントラストも意識して描きました。

ちなみに、西洋絵画で金色の額が多く使われてきたのは、

金が「光」や「神聖さ」の象徴だったためとも言われています。
宗教画では、実際に金箔を使って背景を輝かせる技法もありました。

絵を購入するとき、「どの額を選べばいいかわからない」

という方も多いですが、額の色にはある程度の傾向があります。

・金色
→ 華やかさ、クラシック感、重厚感を出したい時向き。深い色の絵と相性が良い。

・黒
→ 画面を引き締めやすい。モダンな印象になる反面、圧迫感が出ることもある。

・白
→ 軽やかで飾りやすい。ナチュラル系の部屋には合いやすいが、作品によっては印象が弱くなる。

・木地
→ 空間になじみやすい。優しい雰囲気になるが、絵によっては少し曖昧になることもある。

額選びで重要なのは、「額単体の美しさ」よりも、
“絵・額・壁・部屋の光” が一緒になった時にどう見えるかです。

額を変えるだけで、同じ絵でも驚くほど印象が変わります。
絵を描く時も、飾る時も、額は意外と大事な「もう一つの構図」なのかもしれませんね。

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