今回は、夏の雲と田んぼを描きました。
日常の風景です。
私の住んでいる地域には、
田んぼが広がっています。
季節によって色を変え、
形を変え、
様々な風景を見せてくれます。
特に稲を植える前に
水をはった時の田んぼは
まるで凪の海のようで、
雲が映りこんだ様子は
とてもきれいです。
稲刈りの時期には
稲が黄金色に変わり、
風にたなびく様子に
心が躍ります。
夏の時期は、
稲が太陽の光をいっぱいあびて
元気に成長する時期です。
空には海からの水蒸気で
もくもく雲が出ています。
「こんな雲を描いてみたいな」
といつも思っていましたが、
やっと描くことができました。
さて、雲を描く方はたくさんいますが、
アニメーターの方々は本当に雲を描くのが
うまいなぁと思います。
山本二三さんという
「天空の城ラピュタ」や「時をかける少女」など
多くの背景画を描かれている
アニメーターさんがいらっしゃいます。
以前、山本さんの故郷である
長崎県五島市の美術館に行ったのですが、
直筆の風景画にとても感激しました。
やっぱりアニメーターさんはすごい!!
絵画だけではなく、
アニメの背景にも注目すると、
様々な色使いや
線の違いに気づくと思います。
アニメの肉筆画を購入することは
なかなか難しいですが、
みなさんも色々な視点から
絵画を楽しんでみて下さいね。