今回は、物語が始まりそうな絵の世界を描きました。

普段私は描く前にあれこれ考えこんでしまって

全然筆が進まないのですが、

今回は、思いのままに楽しく描くことができました。

というのも

最近は絵本を読む機会が多く、

絵本の絵をよく目にしています。

表現方法が様々で、

「こんな感じの絵でいいんだ!」

といい意味で驚かされます。

ペンを使ったものもあれば、

鉛筆で適当に描いたような絵もあれば、

きちっと色を塗りこんでいる絵もあれば、

細かく描写した絵もあり…。

絵画よりももっと自由な気がして

何だか楽しい気持ちになってきました。

そんな絵本に影響を受けて

思いついたものを、

光の法則や位置関係などを

深く考えず

描いたという訳です。

買う人にとってビビッとくる

何かがあれば、

技法などは関係ありませんよね。

楽しかったり、悲しかったり、

描き手の思いや感情が伝われば

何よりよい絵と言えるでしょう。

さて、今日は私の好きな絵本3冊を紹介します。

1冊目は「おおきなかぶ」

A.トルストイ再話、佐藤忠良画です。

定番中の定番ですが、

絵をよく見ると

かぶが抜けなかった

おじいさんとおばあさんの表情が

おもしろく描かれていて

思わずクスリと笑ってしまいます。

もう忘れてしまったという方は

図書館や本屋で見返してみて下さいね。

2冊目は「くだもの」平山和子作です。

くだものが緻密に描かれており、

「さあどうぞ」

と、くだものをむいた絵が出てきます。

大人が見ると

何の変哲もない絵なのですが、

これがなぜか子供にうけます。

じっと集中して見ています。

単に画力が高いというだけでは説明のつかない

とても不思議な作品です。

3冊目は「でんしゃにのったよ」岡本雄司作です。

子供がお母さんといっしょに

大井川鉄道らしき駅から

電車を3つ乗り継いで

東京のいとこに会いに行く話なのですが、

とにかくすべてのページがおもしろいです。

どんどん変わる景色と

細かい気遣いのある設定。

版画がこの物語のあたたかみにマッチしていて

とてもすてきな絵本だと思います。

みなさんにも一冊は

思い出の絵本があるのではないでしょうか。

本屋や図書館に行ったら、

改めて絵を見て、

絵のタッチや画材などにも

注目してみてくださいね!

 

 

 

 

 

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