今回は、イルカの住む海を淡い色彩で描いてみました。
きれいな海にはとても憧れます。
いつかこんな風に、
海で野生のイルカがジャンプしているところを間近で見てみたいです。
絵は自由なので、
こんな想像した世界が楽しめるというのもよい所です。
ところでみなさんは、
水彩絵の具とアクリル絵の具の違いをご存知ですか?
簡単に言うと、塗ったあとに耐水性があるかないかです。
油性ペンと水性ペンのイメージです。
水彩絵の具は乾いたあとに水をつけると、
また溶けだしていきます。
何度も重ね塗りをすると、下の色がにじんだりするので、
明るい部分はさっと塗ると、
淡いタッチがきれいに出て透明感が生きた絵になります。
ただ、修正ができない部分なので、描く側としては緊張感があります。
逆に偶然できるにじみがワクワクする所でもあります。
一方、アクリル絵の具は、
乾いたあとから重ね塗りをすることができます。
厚塗りすれば、下の色が透けません。
水に溶いて淡く塗り、
あえて下の色を透けさせることもできます。
どっしとした絵、描きこむような立体感のある絵が描きたい場合に向いています。
今回の絵はアクリル絵の具です。
背景は水を多くふくませた
にじみを使っています。
偶然できる模様を楽しみつつ、
雲や海を描きこんでいきました。
みなさんが絵を購入する場合、
水彩画の場合はアクリル板のついた額を購入されるとよいでしょう。
水彩画はアクリル画より耐光性がありません。
パネルに描かかれたアクリル画の場合はそのまま飾ってもよいですが、
直射日光は避けた方がいいです。
ほこりなども気になる方は、額に入れるとよいでしょう。
次に美術館などに行かれる際には、
絵の具の違いにも気をつけて
絵を見てみてみるのも楽しいですよ。