今回は桜の花を描きました。
近所の空き地に河津桜が4本あり、
今年は毎日そこへ散歩をして
桜が咲いてから散る様子まで楽しむことができました。
毎日見ているのに、
観察すればするほど発見があっておもしろいです。
梅も好きですが、
桜はまぁるく玉のように咲く様子が
とってもいいなぁと思います。
その気持ちを表そうと思って描いた絵です。
さて、「左右対称」のことを「シンメトリー」、
「非左右対称」のことを「アシンメトリー」と
いうことがあります。
絵でも写真でも動画でも同じ考えなのですが、
構図を決める時には、
シンメトリーにならないようにすることが多いです。
左右対称でど真ん中にモチーフがあると、
絵はとても強い印象になります。
なので、逆にマンダラなど強いメッセージや印象を持たせたいときには
シンメトリーを使っているかと思います。
風景など、情緒を持たせたいときには
シンメトリーだとかっちりしすぎてしまいますね。
まず、何を描きたいか、伝えたいかということが1番にあり、
それを考えて配置し、
描きたいものに一番力を入れて描く。
そうすることで、
見た人にも気持ちが伝わるようにします。
今回の桜の絵は、あえてど真ん中です笑
背景も黒で印象が強くなります。
なので、こういった絵を購入された際には、
明るいリビングよりも
少し暗めの部屋や玄関、廊下の方が合うかもしれません。
もちろん和のモチーフなので、
和室などでもいいでしょう。
こんな感じで、
自分の飾りたい場所に合う雰囲気の絵を
探していかれると
絵を選ぶ際に困ることなく
絞られていくでしょう。
「絵が欲しいなぁ」
と漠然と思ったけど、
どうしたらよいのか分からないという人は、
飾りたい場所をまず考えてみて下さいね!